カナダの公用語ってフランス語だったのね…。
いや、正しくはフランス語と英語の両方らしいんですが、
てっきり英語のみとばかり思ってたから、
最初、モントリオールが舞台なのに何故みんなフランス語??
しかもゴリゴリのフランス名???と、
こっちのほうがちょっとしたパニックになりました。
いや~不勉強不勉強。
ドラマ『アウトブレイク ―感染拡大―』
フランス…じゃなくてカナダ制作の全10話のテレビドラマ。
カナダ・モントリオールで突如発生した未知の新型コロナウイルスにより、
社会や人々が恐怖に陥れられる様子を描いています。
このドラマがすごいのは、不謹慎なほど超タイムリーな題材にも関わらず、
なんとほぼ全ての撮影が昨年末までに終了していたというところ。
そらまぁ、
考えたらコロナの混乱の中ではこんな撮影してる暇ないわな。
現在のコロナ禍を予言したのでは?と本国でそれはもう話題になり、
早くもシーズン2の制作が決まったとか。
国の内外を問わずドラマにはめっぽう疎いので、
アマプラでおすすめに上がってくるまでは知らなかったのですが、
レビューがとても良かったので見てみました。
↓Amazonプライムビデオはこちらから。
1.「感染2日目」
感想
これホンマに去年の年末までに撮り終わってたんか?
ちょっとすごすぎひん?
というくらいリアルでした。
発生源とされた人種への差別、
田舎への疎開、疎開した人への迫害、
夜のクラスター、医療崩壊、マスクの高額転売、デマの拡散、絶対外出するウーマン、患者への差別…など
どこかで見聞きしたような描写が満載で、
…マジでホンマに去年までに撮り終わったんか?タイムマシンとか秘密裏に開発してない?
という疑いが拭いきれないほどにリアル。
未知の感染症がひとたび発生すれば、
我々の生活や社会はどう変わってしまうのか?ということを、
これでもかというくらいに精緻に「予測」し見せてくれています。
逆にこれだけ予測できてるんなら、
今の欧米の状況はもうちょっとなんとかならんかったんか?と思ったり思わなかったり…。
ただ「事実は小説より奇なり」とは上手いこと言ったもんで、
劇中の新型コロナウイルスはカナダ国内のみ(たぶん。てかよく国内だけで抑え込めたな)で200人以上の犠牲者を出しつつも、
最終話で終息宣言が出されて、数ヶ月の闘いに終止符が打たれます…
が、
シーズン2があるからなぁ。
この情勢では撮影もままならないでしょうが、
きっとこの「小説より奇」な現実を超える展開になることでしょうよ。
楽しみ…というとだいぶ不謹慎なので、
まぁマスクと手洗い励行で気長に待つことにするよ。
↓映画の『アウトブレイク』とは多分なんの関係もない…はず。
kaoriychan.hatenablog.com
おまけ
キンキンに冷やしたトマトうまい。