えらい目におうた。
アマゾンプライムビデオのウォッチリスト(お気に入りみたいな機能)にずっと入れていたものの、
未視聴だったアニメ『メイドインアビス』を見ました。
テレビアニメ版第1話「大穴の街」
あらすじ
人類に唯一残された未踏の地、深さ2万メートルを超える秘境の大穴『アビス』。
深淵の向こうに存在する奇々怪々な深生生物や、人類の持つ英知ですら及ばぬ摩訶不思議な遺物の数々。
その存在に心奪われ、浪漫を求めて冒険に挑む者達を、人々はいつからか『探窟家』と呼ぶようになった。アビスの表層部に建てられた探窟家達の街『オース』。
その孤児院で探窟家見習いとして生活している少女リコは、いつか母親のような偉大な探窟家となり、
アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。ある日のこと、孤児院主導によるアビス探窟の最中であったリコは、偶然深生生物に襲われてしまう。
メイドインアビスとは (メイドインアビスとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
危機一髪で何者かに助けられたリコは、眠るように倒れていた一体の少年ロボットを見つけて……
感想
見る前は、なんかアマプラのアニメ一覧のページ等で『宇宙よりも遠い場所』の近くにあったし、
一見したところふわっとした感じのファンシーな絵柄だし、
ほのぼの冒険ファンタジーかな??
と思っていたのですが、
見てみたら全然そんなんじゃなかった。
壮絶。
面白かったけど壮絶。
序盤に出てくるアビスの上昇負荷(深く潜れば潜るほど上昇するときに体に変調をきたすこと)の説明シーンで、
「人間性の喪失」というちょっぴりスパイシーなワードが登場して「おや」ってなって、
アビスに棲む危険生物「ナキカバネ」の、
獲物の悲鳴を声帯模写して新しい獲物をおびき寄せるというエグい生態にまた「おやおや」ってなって、
オーゼンのくだりで「おやおやおや」ってなって、
そしてたたみかけるように例のシーン、さらにクライマックスのナナチとミーティのエピソード。
…なんで『宇宙よりも遠い場所』の近くにあったんや。
そうか、どちらの作品も辿り着くのが困難な場所で行方不明になった母親を追い女の子が冒険に出る話か…。
『宇宙よりも遠い場所』は変身しないプリキュアって感じで、
爽やかで泣けてキラキラしてて、
見ていると心が浄化されていくような大好きなアニメですが、
『メイドインアビス』はただただ心がざわつく。
見てて気持ち悪くなったアニメって『無限のリヴァイアス』とか『ぼくらの』以来かもしれん。
例のシーンでは思わず画面から顔を背けてしまったよ…この私が…。
第10話「毒と呪い」
ただ、『ぼくらの』は結局アニメ最終話まで到達できなかったので原作の漫画を読みましたが、
『メイドインアビス』はアニメの最終話までは見れました。
前述の2作品は鬱展開で精神を抉ってくる感じやけど、
『メイドインアビス』はグロ描写と作者の性癖にドン引く感じなので、
まだいけたのかな…。
ファンタジー感がグロさを多少まろやかにしてくれているというのもある。
多少な。
『ぼくらの』もそうやねんけど、
私はおそらくローティーン以下くらいの幼い子供が理不尽な目にあうっていうのが苦手なんだろうな…。
エヴァくらいの年齢になればまだ大丈夫なんだけど…。
続編の劇場版も見たい気がするけど、
映画館という真っ暗な密閉空間でR-15の上昇負荷に耐えられるかどうかが微妙なので、
まだ見ていません。
見たらまた記事にしますね。
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余談
実は、スパイシーブランケットなる、一段一段違う色で編むブランケットを昨日から編み出してたんですが、
今日『メイドインアビス』を見ながら編んでたら、
警戒色が3色も入っているのが無性に気色悪く感じでしまって、
ほどいてしまったよ。
↓昨日のようす。
余り糸と、この前大叔母から貰った糸の一部で編んでたけど、
配色センスのない人間があんまり考えもせず勢いだけで編んだらあかんな。
モノトーン+1色くらいで編み直します。