アニメ「僕だけがいない街」を見たよ。

※ネタバレが随所にありますので、
これから視聴予定の方はご注意ください。

Amazonのレビューがめちゃくちゃ良かったのでとりあえずウォッチリストに入れていた「僕だけがいない街」を見ました。

勢いで一気見しました。

#1 走馬灯

世界線の分かれないシュタインズゲートにコナンを足して2で割ったような感じだった。

以下ネタバレ感想。

ヒロイン問題について

いやぁ〜〜〜〜まずヒロインの話をさせてほしい、
絶対加代ちゃんルートかと思いきや
最後怒涛の八代先生との愛憎BLルートか…オゥ…
と思いきや
正ヒロイン愛梨ちゃんかよ。

いや愛梨ちゃんはめちゃくちゃ可愛いんやけど、
中盤登場してなさすぎて、最後の最後で急に正ヒロインになった感がある。
原作では違うんかな？？

というか正ヒロインが12歳年下の未成年（たぶん）ってのはいいの？？？
それあり得るの？？？？
アニメ化決定の売れっ子漫画家先生だからいいの？？？

2回目のタイムリープの直前、悟が連行されてる時に、
愛梨ちゃんとの関係はこれで終わる…みたいなモノローグがあったので、
まぁ全てが終わった後に加代ちゃんと悟が連れ立って歩いてるところに秒速みたいにニアミスする？のかな？？って思ってたんやけど…

というかそもそもなんで加代ちゃんとヒロミが結婚して子供まで生まれとんねん。

加代ちゃんが正ヒロインやと思うやんか。

毎年あのクリスマスツリー見に行くんかなぁと思うやんか。

一度だってそんな…ヒロミと加代ちゃんの描写あったか？？？

ヒロミ可愛くていい子やから好きやけど、
悟が救った加代ちゃんは今幸せに暮らしていますっていうのを表すだけやったらまだ名も知らんモブと結婚してくれたほうがよかった…気がする…。

同級生ならケンヤくんとやったらまだわかる。

なぜヒロミ…。

加代ちゃんはお母さんと一緒に悟が目覚めるのをずっと待っていてくれているとばっかり思ってたので、
ショッキングやった…。
いや待ってくれてはいたんやけど…。

デジモンの最後で空とヤマトがくっついたのを上回る衝撃やった…（あれはさらに太一の子供だけが小さくて太一が晩婚だっただろうことが推測できるのがしんどかった）。

あまりにも納得できなくて、
最終話見終わった瞬間に「加代 ヒロミ 結婚」で検索てしまったよ。

みんな納得できてなかったよ。

タイムリープ（リバイバル）について

サスペンスとして（コナン寄りに）見るとよくできてるんだけど、
何故悟がタイムリープができるのかが最後まではっきりと明らかにならなかったのが、
ハード時間SF好きとしてはちょっと引っかかったよ。

タイムリープ可能な理由の説明も絡めてもう一転、ニ転くらいしてほしかったけど、
最初に怪しいと思った先生が最後までそのまま怪しくて結果やっぱり犯人やったしな。

そんな何が何でも一番怪しいCV.宮本充の先生が犯人なわけないやろ〜ミスリードやろ〜と思って、
まさかタイムリープ可能になった愛梨ちゃんが悟を救いたいがために先生を実行犯にして事件を起こしてる黒幕…？？？？とかアホなことを一瞬考えたけど案の定違った。
愛梨ちゃんごめん。

CV.宮本充のキャラが腹に一物抱えてないわけがないよね。

EDで近未来的な装束の女の子のシルエット？が描かれていたのはなんだったのか。

あと主人公含め周辺にやたらと父親がいない家庭が多い（悟、加代、愛梨）ので、
父親が何か重要な事実を知っているのではとも思ったけど違った。

それぞれの現在に説得力を持たせるためのただのエピソードやった。
考えすぎやった。

勝手に輪廻の蛇的な話（タイムスリップした先の過去の自分と深く関わりを持ってしまって…な話）を期待していたけど、
そもそもタイムスリップじゃなくてタイムリープやから、
過去の自分とかち合うこともないんですよね。

輪廻の蛇じゃなくてバタフライエフェクトですね。

輪廻の蛇 (ハヤカワ文庫SF)

プリデスティネーション(字幕版)

（『輪廻の蛇』を原作？モチーフ？？にした映画。面白いしPrime対象なので是非見て）

元来勝手にハード時間SFを期待して見てしまった私が悪い。

タイムリープありのサスペンスとして見られてたら、
そらもう面白かったと思います。

キャストについて

大人悟は細谷、子供悟は女性声優のどなたかと思ってたら、
満島真之介と、つつつつ土屋太鳳ちゃん！！！

1話のスタッフロール見てたまげた。

太鳳ちゃん、たまに太鳳ちゃん出てたけど、
良い少年声やった。
お母さん役の高山みなみさんに負けることもなく…。

満島さんとこの弟さんも上手かった。
いやマジで1話の段階では悟は細谷やと思ってたもの。

どろろの鈴木梨央ちゃんのときも思ったけど、
こういう上手でキャラクターに合ってる方々なら、
本職の声優さんじゃない今をときめく若手俳優さんをキャスティングしてくれても全然いいと思います…。

醍醐の巻

（鈴木拡樹氏も本職の声優さんではありませんが、彼がすごいのはわかっているので多くは語りません。）

最後に

色々言いたいことを言いましたが、
全12話通して、ダレるところがなく楽しめるとても良いアニメでした。

ただ私がハードなSFが好きなばかりに、
タイムリープものとして楽しみ切ることができなかった…。

あとやっぱりどう考えても、
加代ちゃんとヒロミがくっつくのは納得がいかねぇ。

悟聖人すぎるやろ。

以上です。

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