ずっとアマプラのウォッチリストに入れていたスイス映画『ブルー・マインド』がいよいよプライム対象になったと通知が来たので、
意気揚々と鑑賞しました。
Amazonさんわざわざ通知ありがとう。
それよりも予約している『鬼滅の刃』18巻を早く発送してください。
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↓※気色悪い描写、痛そうな描写が苦手は見ないでください。
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『ブルー・マインド』
あらすじ
15歳のミア（ルナ・ヴェドラー）は、両親の事情で新しい街に引っ越してきた。
ブルー・マインド (2017) - シネマトゥデイ
親への苛立ちと思春期の不安を抱える中、彼女は派手なクラスメートのジアンナたちと親しくなり、
アルコール、万引き、異性との付き合いなどを体験する。
ある日ミアは、自身の体の不気味な変化を感じる。
めっちゃ雑に言うと思春期の女の子が人魚になっちゃう映画です。
予告映像
この、水槽の観賞魚を貪り食っちゃう予告編は、
私のようなモンスターパニック映画好きならもしかしたら見たことがあるかも。
（YouTubeでおすすめ動画に上がってくるので）
「ホラー」と銘打ってはいますが、全然怖くないです。
私は意識低い系の映画好きなので、しんどい映画は基本的には嫌いです。
どんなに高尚で、見たらドヤれるとわかっていても、
考えさせられる…とか、社会問題を痛烈に風刺した問題作…とかはしんどくなるので、
基本見ないようにしています。
なんで貴重な時間とお金を支払ってまでしんどくならんなあかんねん。
同じ理由でガチのホラー映画とスプラッター映画も無理です。
こわいし。痛そうやし。
一番無理な映画は『もののけ姫』と『ファイナルデッドコースター』です。
この『ブルー・マインド』は、予告を見たところモンスター要素入ってるし、
何より予告の段階で既にジアンナが超絶可愛いことが確定しているので見たかったんです。
実は良い子なヤンキー美少女って可愛いよね。
リアルではお近づきになりたくないけど。
感想
面白かったです。
私が主人公のミアたちよりも割と歳のいった女性だからかもしれませんが、
思春期のミアたちが大人ぶって痛々しく非行を繰り返していく過程の心理描写や、
ラストのジアンナとのお別れのシーンなどは結構グッときました。
ラストは妙に吹っ切れたような爽やかさで良い。
女同士の友達関係って難しいよね。
今風に言うと様々なライフステージの変化や体の変化があり、
そしてそれらは全ての女性に同時に・平等に訪れるわけではないので、
どうしてもいつまでも10代の頃のような友達関係ではいられないからね。
親友が結婚・出産をして今までのように会えなくなった時や、
逆に、自分が結婚して遠方に引っ越した時のことを思い出して、
残されるジアンナと新たな世界に旅立つミア双方の気持ちがなんとなくわかり、
グッときてしまいました。
しかし、あんな体験をしてしまって、かわいいジアンナはこれからどうやって生きていけばいいんや…と一瞬思ったけど、
案外ケロッとしてるかもしれません。
いやむしろしててほしい。
男性には向かないかも？
女性の私から見れば面白い映画ですが、
逆に男性から見れば、そこまで面白く感じられないかもしれません。
そもそも主人公のミアの目線で、ジアンナとの美しい関係を描かんがために、
男性登場人物は基本邪魔者レベルの扱い、いわゆる当て馬として描かれています。
それを純粋に愉しめる男性が果たしてどれくらいいるのか…。
そしてやっぱりというか、監督は女性なんですね。
女性にしか描けんわこれは。
最初はあんまりイケてなかった主人公ミアが、
覚悟が決まってからはすごい綺麗になった（ように見えた）のはすごかったです。
あの女優さん若いのにすごいね。
逆に最初はスクールカースト最上位の不良女子グループのリーダーだったイケイケジアンナが、
徐々に年相応の少女の顔になっていったのも良かったです。
モンスター映画として
モンスター映画的には、
ミア最終形態（劇中の）が唐突すぎてちょっとわろてしもたけど、
それ以外は案外良い塩梅です。
モンスター、クリーチャー系はその全貌を白日の下に晒さない清純派の方が、
想像力がかきたてられて好きなので良いです。
同じような人魚系の映画で『ゆれる人魚』という作品もあるようです。
これも見てみたいけど、主役の姉妹がどちらも好みではない。
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全然話が変わりますが、前々から地味に狙っていたL.L.Beanのこのバッグが大幅に安くなっているので欲しいです。
狙っていたのは別の色（グレー×カモフラみたいなやつ）なんですがそれはもう売り切れみたい。
別でネイビーのミディアムサイズのジップトップトートも欲しいなぁと思っていたので丁度いいのでは？？？？
悩んでいるうちに無くなりそうやな…。
どこから資金を捻出するか…。
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