とあるバビロニアンのブログ。

30代多趣味主婦の毒にも薬にもならない日常を更新します。

【目の覚めるような】映画『ミスト』ネタバレ無し感想。【後味の悪さ】

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あれはヤバい(あまりの救いの無さに語彙力を喪失)。



私がよく見ている某巨大掲示板まとめサイト「後味の悪い」「鬱映画」として度々話題に上っている映画『ミスト』が、
いつの間にかprime対象になっていたので見ました。


ウォッチリストに入れてたのに、
primeになったとき通知くれへんかったやんけ、Amazonさんよ…。




ミスト (字幕版)


あらすじ

ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。
軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。
設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、
店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。

ミスト (2007) - シネマトゥデイ

原作



スティーヴン・キングの小説『霧』が原作です。

私はご存知の通り意識低い系の映画好きなので、もちろん原作は未読です。

なんか訳文って読みにくくて嫌いなんですよね。



監督は、同じキング原作の映画ショーシャンクの空にグリーンマイルを手掛けた人らしい。

ならもう絶対間違いない。



ショーシャンクの空に(字幕版)



グリーンマイル (字幕版)



感想



さて、私のブログをよく読んでいただいている方は、

えっ後味の悪い映画って言ってるけど、
この前の記事で「しんどくなる映画は基本見ません(キリッ」って書いてたやん!

と思われるかもしれませんが、
この映画『ミスト』、私がこよなく愛するモンスターパニック映画でもあるんですよね。

モンスターの誘惑に負けました。



kaoriychan.hatenablog.com



強烈な後味の悪さだということは聞いていたのですが、
ただ逃げ回るだけではない良質なモンスターパニック映画(貴重)っぽかったので、
ずっと見てみたかったんです。

感想。





…。





……。







面白かったけどもう二度と見たくない。




同じく映画好きの母(私より若干意識は高い)から鑑賞禁止を言い渡されている映画が二つあって、
まぁ火垂るの墓『シャイニング』なんですけど、
それらの仲間に入れたいくらい二度と見たくない。


ちょっと気になる~くらいの安直なマインドで見てはいけない映画でした。

特に子供がいる人、いや、もう子供好きレベルの人も見ない方がいいかもしれない…。





ジャック・ニコルソンこえぇ~。スティーヴン・キングすげぇ〜。







予告映像には「衝撃のラスト15分」とありますが、
そのラスト15分くらいからなんとな~く、結末の予想がつき始めるんですよ。


私が何パターンか予想していたうちの、
最も入ってほしくなかった最悪のルートに入ってしまった。



えぇ…(困惑)。

努力って、正しい選択って、善悪って何なんやろうな…。



モンスターの造形や起源は私は好きです。
霧に隠れていて全貌がわからない感じも含めて。

まんまクトゥルフだよね~あれ。

よく知らんけど。



それを差し置いても、もう二度と見たくはないな。
二時間返せとは思わないけど。
めちゃくちゃ面白かったけど。

どうして私はこんな映画を土曜日の午前中に見てしまったのだ…。


さて、昂った気分がだいぶ落ち着いたので、
偉大な先人たちのレビューブログでも見てくるか…。