感染症がニュースになると、
気を引き締めるためにも見たくなる。
もうプライムで2、3回アウトブレイク見てる。
あらすじ
アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカに接近。
解説・あらすじ - アウトブレイク - 作品 - Yahoo!映画
厳戒の防護措置が取られるもウィルスはとある地方都市に侵入!
街は完全に隔離され、米陸軍伝染病研究所はウィルスの謎を懸命に解き明かそうとするが……。
エボラ出血熱を遥かに凌ぐ致死性を持つウィルスの恐怖と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・スリラー。
感想
面白い映画は何回見ても面白いな。
私の初『アウトブレイク』はおそらく小学生のころ、
テレビで放送していたのを見た…ような気がします。
昔は地上波でもけっこう映画やってたよな。
『ホットゾーン』なる、エボラ出血熱の恐怖を描いたノンフィクション小説を元にしているだけあって、
めっちゃリアル。めっちゃ怖い。
こういうパンデミックものって、完全なフィクションだと、
ひとつでもツッコミどころがあるとなんか全体が荒唐無稽になってしまって、
「そんな奴おらんやろ…」と冷めてしまうタイプの意識低い系映画好きなんだけど、
ノンフィクションが原案なので、めちゃくちゃ説得力がある。
ツッコミどころがあっても逆に「まぁ、こういうことも起こりうるよな…」ってなる。
不思議。
- 作者:リチャード・プレストン
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: 単行本
ホット・ゾーン―恐怖!致死性ウイルスを追え! (小学館文庫)
- 作者:リチャード プレストン
- メディア: 文庫
意識低い系の映画好きなので原案の小説なんて読んでないけど、
これは読んでみたいと思いました。
文庫版なら安価やし。
あと、『アウトブレイク』の面白いところは、
致死率100%の未知のウイルスが爆発的に感染拡大していく様子をリアルに描いているのはもちろんだけど、
何気に後半のヘリのアクションにもわりとしっかり尺を割いているところだと思うんですよね。
前半はドキュメンタリー映画のようなリアルで重厚なパンデミック映画だけど、
後半からはヘリのアクションというゴリゴリフィクションのエンターテイメントがぶち込まれているので、
悲惨さがちょっと軽減されて楽しく見られるのが良い。
ハリウッド映画にありがちな、
アメリカナイズドされた小粋な言い回しもふんだんに使われているので、
普通にクスッとする場面もあるしな。
もし見たことがない方はぜひ一度見てみて下さい。
そして私のように鑑賞後、何気なく目や鼻を擦ることにちょっとした恐怖をおぼえて下さい。
うがい手洗い励行や。
字幕では「ウイルス」と訳すべきところを「菌」としているのが何ヵ所かあることだけが気になる。