途中でふと「わしどんだけ暇なん…」と我に返ったよ。
ついにAmazonでコーヒーの生豆を購入してしまいました。
まじで素人なので、コロンビアだのエチオピアだのブラジルだの、産地ごとの違いはよくわかりません。
ただ1kgで1,000円くらいからあるので、焙煎の過程で水分が抜けて重さは減るとはいえ、
上手く焙煎できればカルディで200gで500円とかの豆を買うよりも安上がりなんですよね。
上 手 く 焙 煎 で き れ ば な。
早速フライパンおよび片手鍋を使った自家焙煎に挑戦したので、
その過程と感想を書いていきます。
生豆を観察。
コーヒーの生豆というものを初めて見た気がするよ。
安い豆だからかどうかわからんけど、パッと見で大きさのバラつきがあるように見えるので、
一応ハンドピックをして、とりあえず200gを焙煎することにしました。
あんまりたくさんすると失敗した時のダメージがデカいので…。
豆を洗う。
チャフと呼ばれる薄皮を取るために生豆を水で洗うと良いと色んな所に書いてあったので、
念のため実行しました。
(※現在は水洗いせずに焙煎しています。)
あずき洗いの気持ち。
まぁ後々それは無駄だったとわかるんですが…。
焙煎開始。
蓋をして、時おりヘラでかき混ぜつつ約3分。
洗ったときに豆に含んだ水分が抜けてきて、かき混ぜやすくなってきたら蓋を開け、煎っていきます。
やたらデカめのチャフが出てきていたので(洗ったのにチャフ出とるやんけ!)、
ふーっと吹くと…。
チャフでキッチンが大惨事。
まぁそうなるよね。
豆を一旦ザルにあげてチャフをふーっと吹いたりしながら10分くらい煎っていると、
パチパチという1ハゼっぽい音が鳴ってきたので、
「うわっほんまに音鳴るんや!」と感動しながらも更にしばらく煎って、火を止めました。
余熱でも煎りが進むため、火から上げたらすぐにうちわで扇ぐかドライヤーの冷風で冷まさなければならないので、
なんとなく今ドライヤーの風を当てたらどうなるのかはわかるけど、実行。
キッチンはわりと綺麗にしている方だと自負してたんやけどな…。
この後めちゃくちゃ掃除機をかけました。
煎り直し。
上げたものの、明らかに生焼けのやつがあったため、
もう一度フライパンに戻して煎ることにしました(ほんまはやったらあかんと思う)。
生焼けの豆を取り除いてから煎り直し、まぁこんなもんかなという色になったので、
一度試しに挽いてみることに。
いや硬すぎてミル壊れるわこんなん。
ミルのハンドルが全然回らん。
歯も今にも死にそうな音を立てている。
まだ水分が抜けきってないということか…?
ということで、もう一度煎り直しです(たぶんほんまにやったらあかんと思う)。
これまでの様々な失敗により豆の量も少なくなってきたことだし、
今度はフライパンではなく、小さい片手鍋に蓋をしたまま煎り直しました。
片手鍋の方が鍋全体を振ったりできるしな。
結果、最初から片手鍋でやったらよかったです。
やりやすいです。
途中で若干焦がしてしまったのが悔やまれる。
取り急ぎ飲んでみた。
本当は数日置いといたほうが良いみたいですが、我慢できないので、
明らかに黒焦げなのをハンドピックで取り除いてから飲んでみました。
さすが腐っても煎りたての豆、蒸らしの時の膨らみかたがエグい。
カプリコやん。
味は正直、焦がしたが故の苦みというか、
もう焦げた味と香りがもろに伝わってきてちょっとあれでした。
煎りたてだからか、まろやかさとかコクとかはほぼ皆無の、
苦味ダイレクトアタックコーヒーよ。
ただ、苦いぶんチョコレートにはめちゃくちゃ合った。
数日置いたら変わっていくのかな。
そうであってほしい。
まとめ
紆余曲折ありましたが、最後はなんとかコーヒーの形になってよかったです。
玄人の人が飲んだらたちどころに憤死するようなコーヒーやとは思うけど、
自宅で飲むだけだし、初めてだったし、まぁよしとしよう。
次回は、
- 最初から片手鍋で
- 浅煎りにならないように気を付けて
- チャフの飛び散りはもう諦めて
- 絶対に焦がさないように小まめに鍋を振る
以上のことに留意して再挑戦したいと思います。
いやでも、ほんまに暇人しかできへんで。