とあるバビロニアンのブログ。

30代多趣味主婦の毒にも薬にもならない日常を更新します。

【ネタバレなし】エンターテイメント・ホラー映画『来る』感想。

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今月から我らがアマプラに追加されたので見ました。



※この記事では、物語の結末誰がどうやられたなど、
 作品の核心部分に関するネタバレは書かないように努めておりますので、
 これから鑑賞予定の方も安心してご覧ください。




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映画『来る』



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来る





あらすじ

オカルトライター・野崎のもとに相談者・田原が訪れた。
最近身の回りで超常現象としか言いようのない怪異な出来事が相次いで起きていると言う。
田原は、妻・香奈と幼い一人娘・知紗に危害が及ぶことを恐れていた。
野崎は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴とともに調査を始めるのだが、
田原家に憑いている「何か」は想像をはるかに超えて強力なモノだった。
民俗学者・津田によると、その「何か」とは、田原の故郷の民間伝承に由来する化け物「■■■■」ではないかと言う。
対抗策を探す野崎と真琴。
そして記憶を辿る田原…幼き日。
「お山」と呼ばれる深い森。
片足だけ遺された赤い子供靴。
名を思い出せない少女。
誰かがささやく声。
その声の主…・そ・う・か!・あ・れ・の・正・体・は、・あ・い・つ・だ!

決して「■■■■」の名を呼んではならない。
「■■■■」は、声と形を真似て、人の心の闇に・・・来る!!!

どんどんエスカレートする霊的攻撃に、死傷者が続出。
真琴の姉で日本最強の霊媒師・琴子の呼びかけで、
日本中の霊媒師が田原家に集結し、
かつてない規模の「祓いの儀式」が始まろうとしていた。
彼らは、あれを止めることができるのか!?

来る - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画


…なんかあらすじの段階で既に後半ちょっと楽しそうでしょ。


感想



ガチで怖かったらどうしよう…と平日の真っ昼間に鑑賞したけど、
全然怖くないやんけ。なんだよ。よかったよ。


『リング』とか『呪怨』などのガチホラーを見た後は夜間に風呂トイレに行くのにビクつく程度にはホラー映画が苦手なんですが、
その私でも最後まで楽しく(?)見られました。

逆にホラー目的で見たい人は肩透かしを食らうと思う。


大量の血が随所に出てくるから、
スプラッタ―系が苦手な人はちょっとあれかもしれないけど…(極端に痛そうな描写はなかったです)。



怖さの程度は、寺生まれのTさん…というか
洒落怖の規模デカい版と言ったところでした。


序盤の糞つまらん結婚披露宴や宴会のシーンを冗長すぎると言ってもいいほどの謎の長尺でもってねっっっっとりと映したことにより、
終盤の霊能力者大集合から大除霊祭りスピード感がすごい。

シンゴジ見てるみたい。



そして役者さんのキャラ立ちがすごい。


邦画を殆ど見ないのにこんなことを書くのは非常に失礼だという自覚はあるんですが、
私は日本の俳優さんで物凄く演技が上手い人はごくごく一握りだと思っていてですね(すまん)
ただその分、役にピタッとハマった時のキャラ立ちと顔芸はめちゃくちゃすごいと思ってるんですよね。


妻夫木中身のない爽やかイケメンをさせたら天下一品だし、
黒木華は、超絶美人ではないのに妙に色気のある本人のあの雰囲気にぴったりの幸薄役だし、
柴田理恵松たか子はとにかくカッケェ小松菜奈は可愛いV6岡田は美形ゴリラだし…。



TRICKの雰囲気が好きな人は楽しめるかも。

お祭りホラー映画、面白かったです。





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