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【俺はつらい】劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 感想【耐えられない】

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ほとぼりがさめてから見に行こうかと思っていたのですが、
色んな方の感想やバレなどを見ていたらもう辛抱たまらんくなって、見てきました。



控えめに言って最高でした。


原作の中でも屈指の人気エピソードをTVシリーズと同様に、いやそれ以上に丁寧に映像化してくれていて、
もう大満足の1時間57分でした。

月並みなことしか書けませんが感想を書いていきます。



※注意※

この記事には映画本編と原作のネタバレが含まれます。


素晴らしかったところ






冒頭のアニオリ要素




冒頭の御館様とあまね様が亡くなった鬼殺隊士の墓参りをしているシーン原作にはないオリジナル要素だったと思うんですけど(扉絵にはなっているけど原作本編中には無かった…はず)、
めちゃくちゃ良かった。

あのシーンが冒頭に来ることによって鬼殺隊がどんな異常な組織かという説明もフワっとできるし、
ラストも御館様で〆て御館様で始まり御館様で終わることによって一本の映画としてのまとまりも出るし。


「今回の映画は原作未読・初見で普段アニメをあまり見ない層(+キッズたち)にもわかりやすく作ってますよ~」という、
制作側のメッセージを感じました。


声優さんについて①:キャスティング



猗窩座どの、石田彰師匠だったね。


公開初日に自らバレを踏みに行ったから知ってたけど、
やっぱり師匠はすげぇ。
どんな役でもハマり役にしてしまう。

昨今の師匠はカヲルくんみたいな物静かで凛とした美少年(美青年)の声のイメージが強かったから、
久しぶりの熱血体育会系キャラの演技が聞けて新鮮でした。


世間の予想では童麿が師匠では?との声が多かったような気がしますが、
私の脳内では童麿は宮野の声で再生されているので、
童麿の他に石田彰を持ってくるなら猗窩座どのしかないと思っていました。


他の上弦のシルエットも結構はっきり出ていたのでキャラデザはもう出来ているということなんだろうか…。
鬼いちゃんよっちん梅ちゃんくぎゅ平野綾で、
兄上池秀置鮎かな…。



煉獄父の小山さん煉獄母の豊口さんなるほど!と膝を打ちたくなるようなキャスティングでした。

ほんと鬼滅はキャスティングが絶妙に上手いな。


声優さんについて②:演技



日野さんの頼りがいのある兄貴分煉獄さんにぴったりの熱演と、石田彰師匠の上弦の強キャラ感満載の演技もすごかったけど、
終盤、陽光から逃げる猗窩座を糾弾する炭治郎(花江さん)の悔しさと悲しさが滲み出た演技と、
煉獄さんを喪って心が折れそうな炭治郎を涙ながらに叱咤する伊之助(松岡さん)の演技がすごく良かった。


特に松岡さん…そこまではなんとか耐えられていたけどあの演技でとうとう泣いてしまったよ。


音楽






炎 (期間生産限定盤) (特典なし)




炎めっちゃ良い曲。


劇中のBGMもすごかった…猗窩座どののテーマかっちょいいな!

猗窩座どの登場シーンのBGM含めた演出が凄すぎて、
原作既読でこの後の展開を全て知っているはずなのに「上弦の…参…!?」ってなった。
手に汗握りました。

何かの間違いで猗窩座が来る前に夜明けへんかなとも思った。


作画



もはや言うまでもない。

特に猗窩座戦の動きっぷりがすごかった。グリングリン。
術式展開が綺麗すぎて仰け反った。






少しだけ気になったところ

説明セリフがやや冗長


素晴らしかったところでも書いたのですが、
キッズたちにもわかりやすいよう丁寧に丁寧に作っているがために説明のシーンがやや多く
テンポが若干悪くなっているように感じました。

その分展開の理解が容易にできるので良いところでもあるんですけどね。


原作ではナレーション(地の分)で書かれている部分なので、
それをアニメで描こうとするとこうなるのは致し方ないよねとは思う。


本編上映前の予告が長い


以降は本編の内容とは直接関係ないんですが、
予告が長い。15分くらいある。

集客力のある作品にここぞとばかりに予告を付けまくる気持ちもわかるが長い。
予告を見るのは好きだけどさすがに飽きかけたよ。


入場特典

貰う気満々で入場したら、なんと貰えなかった…。

嘘やろ…450万部も刷ってるのにもう無くなっちゃったの…?
ファボーレ分が少なかったのか…?

煉獄零巻欲しかった…。


【ネタバレあり】劇場版『鬼滅の刃』無限列車編 3回目鑑賞と、なぜ煉獄さんは幸せな夢を見なかったのか【煉獄零巻】 - とあるバビロニアンのブログ。


とにかく何か持って帰りたかったので、
何気にまだ買っていなかった最新刊を買って帰りました。




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