前回の小物編の引き続き、
今回は、忘れないうちに大物編のご紹介です。
- Minna no Sweater by Noriko Ichikawa
- Savoy Truffle Sweater by Kukiko Inoue
- Aze ami vest by Noriko Ichikawa
- まとめ
Minna no Sweater by Noriko Ichikawa
いちかわのりこさんの「みんなのセーター」。
昨シーズンに夫に編んでプレゼントしたハマナカソノモノアルパカリリーのノルディックセーターがチクチクするというので、
今シーズンはアクリル100%のエブリデイソリッドで、シンプルなセーターを編みました。
昨シーズンのセーターは事実上わたしのものとなりました。
やったぜ。
アクリル100%の糸でメンズサイズ(サイズ7)を編むのはかなり骨が折れましたが、
無事に予定通りクリスマスプレゼントとして渡すことができました。
(12日28日完成。クリスマスは!!終わらねぇ!!)
襟ぐりが深くて着やすそうです。
鳩胸だったり胸板が厚かったりすると、
ふつうのトップダウンのセーターだと着ているうちに襟ぐりの前の部分が上がってきて、
喉をほんのり圧迫しがちですよね。
このセーターはそれが少なそうなので、
自分用にビビッドな色で編みたいな。
以下は完成までの様子です。
Savoy Truffle Sweater by Kukiko Inoue
くきこさんの「Savoy Truffle Sweater」。
初めて見たときから絶対に編みたいと思っていたパターンです。
大伯母から譲り受けた在庫の中細糸1本、極細糸2本の計3本を引き揃えて編みました。
3本取りですがそれでも指定糸と比べると細く、
かつご存知のようにキツ手でゲージが出なかったので、
Lサイズで編んでややゆったり目のジャストサイズくらいの仕上がりに。
初っ端の一目ゴム編みの作り目に大苦戦(3時間ほど格闘)したのが良い思い出になるほど気に入ってまして、
最近まで寒い日が続いたのもあり、
2月の初旬に編み上がってからというもの、休みの日はほぼこちらを着ていました。
以下は奮闘のようす。
Aze ami vest by Noriko Ichikawa
「みんなのセーター」と同じいちかわのりこさんデザインのあぜ編みベスト。
こちらもずっと編みたいと思っていたパターンでしたが、
ブリオッシュ編み(イギリスゴム編み)に謎の苦手意識があり、
何年か編まずにいました。
ただ今年こそはベストを編もうと思い立ち(ベスト便利)、
これまた在庫糸をあらためているときにひらめいた糸で勢いでCO。
糸は、おそらく現在は廃盤になっていると思われる、
スキー毛糸の中細糸ケリーヒル(色番429)を2本取で。
最初、サイズ3で編み始めましたが、
衿をとじてしばらく編んだあたりで、なんだか小さい気がしてきまして、
さらに、Vネック中央のめちゃくちゃ目立つ「裏から見た中上三目一度」を間違って編んでいたことがどうにも引っかかり、
潔く全ほどき。
サイズ5で編みなおして完成させました。
結果めっちゃでっかくなりました。
ゴム編みはとても伸縮性があるということを全く考慮していませんでした。
ちょっとしたチュニックくらいの丈があるぜ。
まぁこれはこれで可愛いしチンドン屋みたいなブラウスを中に着られるし、
何より暖かいのでヨシッ。
オーバーサイズの流行、終わらんといてくれ。
以下はサイズ5での編み上がりまでのようす。